ハーブ作りの基本

 


●ハーブ作りで大切なこと

ハーブを栽培するうえで最も大切な条件は、日光通風水はけ。ミント、ディル、チャイブなどは半日陰を好みますが、ほとんどのハーブは日当たりを好むようです。鉢やプランターの場合は一日4、5時間ぐらい日の当たる場所に置いてあげてくださいね。

外国生まれのハーブにとって、高温多湿の日本の夏は大の苦手。梅雨期にはいると想像以上に茂ってきて、こうなると病気や害虫が発生したりむれて根腐れをおこしやすいので注意が必要です。ハーブは湿気を嫌う、このことはいつも頭においてハーブを育てていきたいですよね。
梅雨の前には密集による病気を避けるために、ミント類、タイム、フレンチタラゴンなどは思いきって根元を刈り込んであげましょう。

●ハーブを育てる場所は?

ハーブは花壇はもちろん、ベランダやキッチンの窓辺でも手軽に育てられます。日当たりさえ注意すればほとんどのハーブがベランダで育てられますが、とくにセージ、ゼラニウムタイムナスタチウムバジルマリーゴールドレモングラスレモンバーベナローズマリーディルチャイブミントなどがベランダ栽培に向いているようです。
ほとんどのハーブが湿気を嫌うので雨水がかからないように気をつけてあげてくださいね。真夏のベランダは太陽の照り返しでかなり高温になります。ゴザやすのこ、人工芝などで保護してあげましょう。今は園芸店などにおしゃれなウッドデッキなどが売られていますよね。それを使うのもいいと思います。私は掃除がしやすいように床には何も敷いてはいませんが、そのかわりに市販の棚や手作りのミニ縁台(キャスター付き)などを置いて、その上でハーブを育てています。くれぐれもコンクリートの床に直には置かないように・・・。

セージチャービルバジルミントレモンバームローズマリーなどは、管理に気をつければ日当たりのいい室内でも栽培できます。なかでもチャイブミントクレソンなどは水耕栽培もできるので、キッチンなどに置いて、手軽に調理に利用したいですよね。

●暑さと寒さ対策

いくらさんさんと降り注ぐ陽光が好きなハーブも、高温多湿になる日本の夏は大の苦手。真夏の直射日光には気をつけてあげましょう。ハーブには多くのものに夏眠という性質があって、暑さに耐えかねて成長が止まってしまいます。夏眠をしないのは南国産のレモングラスぐらいのもの。真夏日が続いたら、屋根のある場所に避難させて直射日光を避けてあげましょう。寒冷紗やよしず、すだれなどで日除けして、夏の暑さから守ってあげます。お水は朝か夕方に与えて、室内で育てているものはカーテンなどで直射日光を遮ってあげます。あと冷房による乾燥にも注意してあげましょう。

越冬の際、かならず室内に入れなければならないハーブはレモングラスです。これは東京の例で、関東から北ではローズマリーセンテッドゼラニウムレモンバーベナなども室内で保温したほうがいいようです。冬はすべてのハーブの成長が止まってしまいます。使い勝手のいいハーブは部屋に入れて冬も積極的にハーブを使いたいものです。なお冬場にチャービル以外のベジタブルハーブを食べるためには温室が必要です。
室内の鉢は日当たりのよい窓辺に寄せて育てます。ただし夜は窓辺は低温になるので、中のほうに移動させてあげましょうね。