*ささいな日常をつづった「香草だより」 は・こちらです。(毎日更新)


6月25日(日) ★ チョコレート指数は3 ★

降り続く雨。二日ぶりに出たベランダ…いつのまにか1m以上にも成長したキャットニップに白い花が咲いています。数日前までまったくそんな気配がなかった嬉しい花の出現に、驚く私。
はじめて育てるハーブ、コモンマロウの葉が女性の手のひらぐらいまで育っています。同じ鉢の中で小さく育っているマジョラムが、まるで大きな葉の下で雨宿りしているみたい。
まだまだこの雨は続くのでしょうか。カラッと気持ちよく晴れた日、シーツや洗濯物がたくさん干されたベランダの狭いスペース・・重なるようにわさわさ育っているハーブたちのあいだにすっぽり入って、思う存分手入れなどして過ごしたい。忘れてしまいそうなほどの日常のささいな時間が愛おしかったりします。

夫が出張から帰ってきました。一見ふだんどうりに見えたうちの猫なのですが、やはり嬉しいらしくて、彼のそばで身体を舐めたり、毛づくろいをしたり・・・。そういえば夫と猫の関係って面白い。淡々としているくせに、どこかで強く結びついているのです。夫が広島に出かけている三日間、いつも私たちといっしょに寝ている和室には一度も姿を見せませんでした。
「うちの猫、もしかしたら○○くん(夫の名前)のことをずっと待っていたのかも」
私の言葉に彼は顔をクシャ、なんてさせて喜んでいました。




三日ほど前、Profileに突然載せた私の写真ですが、やはり外してしまいました。たった二日間だけアップされた私の姿…メールで感想をのべてくださった方、ありがとうございます。とても嬉しかった。だのにすぐに外してしまってほんとうにごめんなさい。
見てほしいなあ」そう思っていた方がきちんと見てくださったこと、このことに驚いています。これってただの偶然?
いただいたメールを前に心が豊かにふくらんで、とてもよい気分でした。


6月22日(木) ★ チョコレート指数は3 ★

今日はとても蒸し暑い一日でした。私はなぜか朝から頭痛…だけど約束していた友人宅に出かけます。
冷たく冷やしたどら焼きだとか、具がたっぷり乗った冷麺が美味しくて、5年前からいるふとっちょの猫に心がなごみます。茶トラのこの猫はファッツ・マイケルにそっくり。人が楽しそうにお話していると、「キュンキュ〜ン」なんて、甘えた子犬のような声でなくのです。猫なのに・・


◆ ・ ◇ ・ ◆


広島に主張に行っている夫から何度もメールが届きます。携帯電話経由のメールなのでぜんぶ短いのですが・・。その中にちょっと気になる文章がありました。
ダンもない、三恵もない、寂しい」
「うそ・・」と、思わず私。
”ダン”は私たちふたりにとって思い出のジーンズショップ。広島にいる時、何度この店に寄ったことでしょう。”三恵”はふたりがデートの時、しょちゅう利用していたお好み焼き屋さん。広島焼きではなくていわゆる混ぜ焼きなのですが、溶きがらしがたっぷり入ったここのお好み焼きがふたりとも大好きだったのです。
ここのご主人(店主)とお店を手伝っている娘、この二人があまりよく似ていたので、こっそりながめてはちょっとクスッとなっていた私。けっして広くないお店の中・・無口だけどいつもおだやかな表情の親子、お好み焼きが焼けるこうばしい匂い、あの時座った木製のかたい椅子などが思い出されます。
自分たちが好きだった場所、思い出の店がなくなったことはやはりさみしい。故郷はたとえ離れていても親しくて近い存在だったはずなのに、自分では気づかないうちに、いつしか遠いものになっていたみたい。
今度帰省した時は、好きだった場所をかたっぱしから訪れてみよう。うん。


6月19日(月) ★ チョコレート指数は3 ★

今日は夫の誕生日。だからといって帰宅時間が早くなるというわけではないので、休日だった昨日、誕生日のお祝いをしました。泡立てた生クリームをふんだんに使ったフルーツがたくさん乗ったケーキは夫のリクエスト。せっせと作ります。ケーキのいのち、スポンジのぶぶんが硬くなってしまったのはご愛敬?
「美味しいね」
家族のこの言葉を聞くときがいちばん嬉しい。

息子の帰宅が遅くなると聞いていたので、夫とふたり、出来たばかりだという居酒屋まで歩いて出かけました。暑かった日も5時半をまわると風が少しだけ涼しくて、外歩きが気持ちいい、夕刻の夏日。
とっと屋」という名前のとおり、新鮮な魚を使った料理を食べさせてくれるお店は、ほの暗い照明が”隠れ家”のようでよかったのです。レモンやライムの入った口の中がシュワーっとなる焼酎をお供に、見た目も美味しいおかずたちをゆっくりと味わいます。夫と私が始めて出会ったころ、なぜか高校生の頃の話になって、ふたりは夫婦なのに同窓生みたい。
何品かいただいたメニューの中で、お刺身のカルパッチョがとても美味しかった。新鮮な魚介類はシンプルにワサビ醤油で食べるのがいちばん、そう思っていたのに、ほのかな酸味と新鮮な油との相性がばっちり、だったのです。


* * * * *

個人のホームページ、「これだけは私にまかせておいて」と言える何か、「売り」があるページが好きです。あるひとつのことをとことん追求したどちらかといえばディープなページが好き。だから自分のページのたくさんのコンテンツを少なくすることをずっと考えていました。コーナーによっては思いきってなくすことも。

それなのに・・・

私のページにまた新たにコーナーを増やしてしまいました。
ハーブ、手作りパン、本、メディア、日記、エッセイ、キッチン…これにROOMとしてインテリアのコーナーが加わったのです。
いろんなものがいつのまにかてんこもり・・・そんなページが現在の「ゆめごこち」。
だけど、どのコーナーも愛着があってなくすことなどできそうにありません。
お部屋といっしょで、ページもスッキリさせたいと思っているのだけど。



6月15日(木) ★ チョコレート指数は3 ★

昨夜放送したテレビ番組。あの清田少年キヨタさんになって、またスプーン曲げをやっていました。
「テレビの前のみなさんもやってみてください」
アップになったキヨタさんが言います。
ダーッと走ってキッチンにあるスプーンを取りにいく私の後を、追いかけるようについてくる息子。
「おかあさん、ぼくにもスプーン、お願いね!」
リビングのラグの上にぺたんと座った私と息子はスプーンを顔の前にかかげ、目が寄るほどスプーンを見つめて念じます。
「曲がれ、曲がれ〜」

こんな時にかぎっていろんな物音が気になるものなのですね。
マンションの理事会の役員になった夫は、今度作る広報誌のことで同じ理事の方に電話をしている様子。大きな声と時々はさまれる笑い声…。
「こんな時間に電話するなんて相手に迷惑ではないのかしらん」
私の心がざわつきます。

ガリガリ
あの音はもしかして猫のジュリの爪研ぎの音?
振り返ってみると、私が大切にしているソファーの上のキリムで爪を研いでいるのを発見。
「こら、ジュリ、やめなさい!」
大声を出すとまるでイタチのようなすばしっこさで私の横を走り去っていきます。
気を取り直してまたスプーンに集中しようとするのですが、ぜんぜん気がはいらなくて、横の息子からも同じ気配を感じます。

「もう、やめにしない?」
おたがいに相手が言い出すのをひそかに待っている、似たものどうしの息子と私。
けっきょくスプーンは曲がりませんでした。

                      * * * * * *

今日は友人と、たくさん食べてたくさんおしゃべりして過ごしました。
心がチクンとしたこと、ずっと悩んでいることが、
「たいしたことではないのでは・・
言葉に出してしまうと、そんなふうに思えてくるから不思議です。



6月11日(日) ★ チョコレート指数は3 ★

私にはめずらしい日記の連続更新。ノッています。

不要品をリサイクルショップに出しました。電話帳で調べて何件かのお店に電話して、いちばん感じがよかったところに来てもらいます。
茶髪のロングヘヤー、香水の匂いがプンプン。お仕事、というよりデート中みたいな格好で現れた二人の男性は、見た目の派手さとは裏腹にとても礼儀正しかったのです。和室のすみに積まれた、いつのまにか集まったわが家の不要品。
「このインド綿のラグは、通販ディノスの人気商品みたいです」
「そこにある掃除機、小さいけどよく吸い込みますよ〜」
私の宣伝もむなしく、思っていたよりずいぶん安い値段がついてしまったのは残念でしたが、前よりかスッキリした室内は、やはり気持ちがいいもの。めざしているシンプルな暮らしに、少しは近づいたでしょうか。

                    * * * * *

毎日のように読んでいるNANAさんの日記に、黒のタイトスカートのことが書いてありました。ミニ丈のもの、スリットの入ったロング丈、裏地つきのカッチリしたもの、やわらかいニット素材…好きで、いろんな黒のタイトスカートをもっている私。これからもっと活躍してくれそう。
流行に関係なく自分にとって定番、と言われる服があります。そのひとつが黒のタイトスカートだったりします。あと杢グレーのTシャツもそう。何度も洗ってやわらかくなったシャツは襟ぐのりあたりがいい感じにのびて、テレンと素肌になじみます。それをジーンズとあわせてよく着ています。そんな時のアクセサリーは存在感のあるデコラティブな指輪をひとつ。それだけ。
そうそう、クロワッサンの店であつかっている黒のキャミソール型の水着も私の定番。ツンツンとわざとらしい胸のカップなどついていないところがいい。



6月9日(金) ★ チョコレート指数は3 ★

私が小学生のころの話ですが、担任が家庭科を受け持っていたこともあり、毎日食べたものを表につけて提出していました。炭水化物、タンパク質、ビタミン、脂質…たしかそんな分類になっていたような記憶が。おまけに母が栄養にとてもうるさい人だったので、栄養バランスのとれた食事、というのが自然に身についたみたいです。
結婚して主婦になった今、夫にも息子にもすこやかな毎日をおくってほしいので、日々の食事にはこれでも気をつかっているつもり。

ひそかな私のお昼の楽しみ・・・ ウニ、イカのお刺身、イクラ、ぶつ切りにしたマグロなど、私の好物、ただそれだけをご飯の上に乗せて食べます。味付けにほんの少し醤油を回しかけ、きざみ海苔だとかワサビ、ゴマなどを薬味に使うこのごはん、お昼のこうぶつどんぶりとよんでいます。トロトロだとか、シコシコ、まったり、そんな食感をひとりで楽しむ、とても贅沢な時間。あっ、毎日ではありませんよ〜。食べ過ぎると舌がピリピリしたりするのだけど、美味しさの前ではそんなことおかまいなし。
でも、このメニューには野菜がいっさい入っていません。

「ビタミンが足りないですね」
食べながら、かつて担任だった先生の言葉を思い出します。  



6月8日(木) ★ チョコレート指数は2 ★

部屋にお花を絶やさない
今年のはじめ、元旦早々私が誓った言葉。友人が訪ねてきたり、誰かのお誕生日があったり・・なにか特別の日には花を飾っていたのですが、ふだんの日でもお部屋に花を飾る、そんなゆとりを持ちたかったのです。

最初はなんとなく構えていた私ですが、今では「花のある暮らし」が習慣に。
お花屋さんにわざわざ行かなくても、ベランダで育つ花やハーブたちを飾る”さりげなさ”も覚えました。見慣れているはずの植物も摘み取って瓶に活けてあげると、また違ったよさが引き出せることも嬉しい発見。写真はブルーセージ。まとまって育っている姿も野性的で好きだけど、こうして一本だけ挿してあげると、この花のもつ凛としたよさが伝わってきます。
五百円ぐらいのリーズナブルな花束もよく買ってきます。いったんほどいて、ベランダのハーブたちと組み合わせるアレンジが好き。その時の花は豪華なものよりも草花の風情をもつもののほうが合うみたい。肩の力を抜いた花遊び、今ではすっかり私の楽しみのひとつに。

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ここ最近、ネット上で小さないやなことがありました。心の横っちょをチクンとさす小さなことも、続けてあるとイヤなもの。人一倍おこりんぼうの私…増殖したプリプリがふだんの生活にも伝染して、昨日はずっと友人に愚痴っていました。やさしさだとか思いやりそんな大切なことを忘れないでおこう、自分自身にたいしてもいましめています。故意にやられたと思うと悲しいので、そうではない、そう思うようにしています。
どんなに素敵なページでも、管理者が”すてき”ではなかったら、私はもう二度と行きたくありません。


6月5日(月) ★ チョコレート指数は3 ★

夏日だった日に外を歩いた私は体調を崩し、もとにもどるまで何日もかかってしまった経験から、大好きな散歩を控えて苦手な車の運転で買い物や友人宅に出かけていく、そんな日が続いていました。

今日は久しぶりのお散歩。ピカピカの晴天です。
外はとても暑いはずなのに木々の葉が重なるように遊歩道に影を落とし、場所によっては空気がひんやり感じるほど。夏の暑さに弱い私が、去年毎日のように歩いたお散歩コースの謎がとけました。自然がつくり出す日除けだもの、感謝しなくちゃ、ね。
おなじみの道…桜がぜんぶ散ってつやつやの葉だけの姿になった頃、色とりどりのツツジがきれいに並んで咲きます。そのツツジの花が終わったちょうど今ごろ、ドクダミの白い花がいっせいに咲き始めるのです。
「今までどこに隠れていたの」
葉だけになったツツジや草花のあいだからシュルっと伸びたドクダミの生命力…よく見ると白い花は楚々としてきれい。
まだ完全に花をつけていない紫陽花もどこかユーモラスで好き。
これから長雨のシーズン。うっそうとした木々や濃い葉たちが、ギラギラ照りつける痛いほどの夏の日差しから守ってくれるにちがいありません。

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スリフトモール、hernetに行ってきました。不要品を売っているブースよりも手作りの物がたくさん並べられている場所のほうがお好み。
そこで前から欲しかったビーズのネックレスを買いました。グレーのビーズを中心にちょっとくすんだピンク、ブルーグレー、ポイントの黄色がきれい。シックな色合いが大人っぽくて一目で気に入った私。これから胸元のあいたカットソーが活躍する季節。涼しげなビーズのアクセサリーはきっと活躍してくれるはず。

「○○ちゃん、来てごらん」
店内をくるくる飛び回っている私を夫がよびます。夫が指さしているのは三体の手作りのテディベアー。形はよく目にするものなのですが、作られている布がいかにもいわくありげな古い花柄の布。抱き上げるように棚から降ろして、人形を形作っている雰囲気のいい布をそっとさわってみます。古い布ってどうしてこんなにあたたかいのでしょう。
そうそう、押入れの中には私がお店から買い集めた古い布たちがたくさん眠っています。古い着物からとったハギレなどはほれぼれしてしまう。これでパッチワークを作るのが夢なのです。