大橋 歩


●わたしの季節(幻冬舎)

大好きな大橋 歩さんの久々のエッセイは、心地よい暮らしを楽しむエッセンスでいっぱい。どちらかといえば喜怒哀楽のハッキリとした文章は気持ちよくて、たしか私の母親とほとんど同世代のはずなのに、心の真っ直ぐさがこちらに伝わってきます。
「好きだなあ〜」
そう感じる著者の人って、どこか自分と似ていることが多いものなのですが、「あっ、ここ…」そんな感じで、自分と同じような考え、言動などを文中から見つけては喜んでいた私です。とくに「私は気が小さくて気が強いのだ」という彼女の言葉に、気が小さいのだけど気が強い、そんな自分を認めている私だけに、思わず心の中でニコッとしてしまいました。

お家とその暮らしがとても好き・・・ そんな彼女が書いた本だからこそ、この本を読んでいるうちに日々の暮らしをもっと大切にていねいにおくりたい、そんなふうに思えたのかしら。
彼女が描かれたイラストも豊富に載せられていますが、彼女の自画像がなんだかすごく可愛いの。ながめていると心がクスッとなごみます。