星野富弘



かぎりなくやさしい花々(偕成社)

不慮の事故で重度の障害をおってしまった著者が、口述筆記で書いた手記です。
絶望に打ちひしがれた時に、人がほんのちょっとしたことで喜びを
希望を持って生きようとする、その素晴らしさをこの本を読んで感じました。

肩から下が動かなくなった著者を慰めたものはお見舞いで頂いた花たち。
一本の花から、著者は生きる喜びを見いだしていきます。
そして筆を口に加えてその花の命の輝きをキラキラした詩とともに描き始めます。
彼の描く花の絵から私は力強さのようなものを感じました。

彼は不自由だとは思いますが、けっして不幸ではない
不自由だけど弱者ではない・・・
そういうことをあの絵から、私は強く感じたのですよ。